その他の色の花(赤・黄・紫など)

その他の色の花(赤・黄・紫など)

品種名	学名	科	特徴
銀葉アカシア　‘ﾌﾟﾙﾌﾟﾚｱ’	Acacia baileyana	マメ科	仏名「ﾐﾓｻﾞ」。紫色の新芽が一年中楽しめるシンボリックな樹。黄色い花が春を呼ぶ。樹高５ｍ。
三角葉アカシア	Acacia cultriformis	マメ科	銀葉アカシアに似た黄色い花が咲く。耐寒弱。樹高２ｍ。株立ちになりやすい性質。
アジサイ	Hydrangea macrophylla	ユキノシタ科	耐寒。落葉低木。
‘ｸﾚﾅｲ’	〃	〃	初め白の装飾花が艶のあるルビーレッドに。
‘ｱﾏﾁｬ’	〃	〃	別名｢ｺｱﾏﾁｬ」。ガク咲き。はじめ淡紫色の装飾花がやがて淡紅色に変わる。葉を乾かすと甘くなる。
タマアジサイ	Hydrangea involucrata	〃	ころんとした球形のつぼみが開くと淡紫色のふわふわした花が。
コアジサイ	Hydrangea hirta	〃	枝先に小形の平たい淡青紫色の花を多数つける。
ノリウツギ　‘ﾗｲﾑﾗｲﾄ’	〃	〃	ライムイエローのピラミッド型の花がふんわりと。初夏を告げるノリウツギの仲間。
アブラチャン	Parabenzoin praecox	クスノキ科	３～４月、小さな黄緑色の鮮やかな花をたくさんつける山の樹。樹高３～６ｍ。耐寒。
オオベニウツギ　‘ﾚｯﾄﾞﾌﾟﾘﾝｽ’	Weigela florida	スイカズラ科	枝が弓なりにしなるほど濃い紅色の花がたわわについて見事。
ウコンウツギ	Weigela middendorffiana	〃	中心が赤の黄花。
ウメ（花梅）	Purunus mume	バラ科	‘紅千鳥’‘八重寒紅’‘思いのまま’‘玉光ｼﾀﾞﾚ’
エニシダ　‘ﾎﾞｽｺｰﾌﾟﾙﾋﾞｰ’	Cytisus	マメ科	ルビーレッドの鮮やかな花。４月咲。耐寒。樹高～３ｍ。
唐オガタマ　‘ﾎﾟｰﾄﾜｲﾝ’	Michelia	モクレン科	耐寒性常緑花木。赤い果実もユニーク。「招魂（ｵｷﾀﾏ）」の木に由来した縁起木。花と葉にバナナに似た香りあり。紅花品種。
べニカエデ　‘ﾚｯﾄﾞｻﾝｾｯﾄ’	Acer rubrum	カエデ科	別名「ｱﾒﾘｶﾊﾅﾉｷ」「ﾚｯﾄﾞﾒｰﾌﾟﾙ」。早春、紅色の花が咲く。真っ赤に紅葉する美しい樹。シンボルツリーにもオススメ。樹高 10ｍ以上。
ガマズミ　‘ｵﾉﾝﾀﾞｶﾞ’	Viburnum	スイカズラ科	シックな銅紫色の葉に淡紫を帯びる白色の花。半日陰にそっと灯りがともったような美しい樹。
ヤブデマリ　‘ﾋﾟﾝｸﾋﾞｭｰﾃｨｰ’	Viburnum　 plicatum	〃	初め緑の装飾花が白くなり、散り際ピンクを帯び美しい。花付きがよく強健。耐寒落葉低木。
カルミヤ　‘ｵｽﾎﾞﾚｯﾄﾞ’ 　‘ｻﾗ’	Kalmia latifolia	ツツジ科	星型で杯状の個性的な花。‘ｵｽﾎﾞ　ﾚｯﾄﾞ’は花弁の外側が鮮やかな紅色で内側はピンク色。‘ｻﾗ’は内側も紅色。常緑低木。東北以南なら耐えられる。
斑入りキソケイ	Jasminum humile	モクセイ科	ジャスミンの黄花だが、香りはあまりなく、耐寒性常緑樹。樹高1.5～2.5ｍ
キブシ	Stachyurus praecox	キブシ科	３～４月、葉の出る前に10cm弱の淡黄色～淡黄緑色の穂状花序を鈴なりに多数垂らす。落葉耐寒。樹高３～５ｍ。赤花種も。
ハチジョウキブシ	〃	〃	別名「ﾅﾝﾊﾞﾝｷﾌﾞｼ」「ｴﾉｼﾏｷﾌﾞｼ」海岸近くの山地に生え、キブシと比べると枝、葉、花が大ぶり。東北以南。
キングサリ　‘ﾎﾞｯｼｰ’	Laburnum× watereri	マメ科	英名「ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝﾁｪｰﾝ」「ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝﾚｲﾝ」。鮮やかな黄色で、長いフジのような花をシャワーのように咲かせる。アーチ仕立てにも適する。落葉耐寒。樹高５ｍ
クロモジ	Lindera umbellata	クスノキ科	枝先に先の尖った葉が集まってつき、その節に淡黄緑色の小さな花がまとまってつく様は、羽根つきの羽のよう。秋には鮮やかに黄葉する。樹皮や材に独特の香気があるので楊枝や細工物に使い、葉や種子からも香油が取れる。耐寒落葉。樹高２～６ｍ
セアノサス　‘ｳﾞｪﾙｻｲﾕ’	Ceanothus	クロウメモドキ科	別名「ｶﾘﾌｫﾙﾆｱﾗｲﾗｯｸ」。夏～秋にかけて開花。澄んだブルーの花がとても涼しげ。ｳﾞｪﾙｻｲﾕは耐寒性落葉低木。
ゴヨウアケビ	Akebia× pentaphylla	アケビ科	アケビとミツバアケビの雑種と考えられる。雄雌同株。４～５月の暗紫色の花も美しい。白い果肉は黒い種子が多いが甘みがあり、また厚い果肉も炒めるとおいしい。丈夫なつる性。落葉耐寒。
桜	Prunus	バラ科	‘鬱金（ｳｺﾝ）’‘御衣黄’は黄緑色の花が咲くタイプ。
サラサドウダン	Enkianthus campanulatus	ツツジ科	別名｢ﾌｳﾘﾝﾂﾂｼﾞ｣。花色は白っぽい淡黄色だが紅色の筋が入り、先端は淡紅色を帯びる。紅葉も美しい。耐寒落葉。樹高４～５ｍ
西洋サンザシ	Crataegus laevigata	バラ科	英名「ﾒｲﾌﾗﾜｰ」。５月下旬ごろ緋色の八重咲きの可憐な花を樹全体につける。耐寒落葉高木
サンシュユ　‘金時’	Cornus officinalis	ミズキ科	葉に先立って黄色い小さな花が花火のように咲く。秋に赤く熟す果実は食べられる。耐寒落葉高木。
西洋サンシュユ　‘ｼｮﾘｺ’	Cornus mas	〃	英名「ｺｰﾝｴﾘｱﾝﾁｪﾘｰ」。超大実で糖度14％。ジュースなどにも ◎。
シャクナゲ　‘太陽’	Rhododendron	ツツジ科	その名のとおり、太陽のような濃いバラ色の花。シャクナゲの中では耐暑性も強く強健。
西洋シャクナゲ　‘さざなみ’	Rhododendron	〃	小輪シャクナゲとツツジの交配種で強健。青紫色の花で注目株！
スモークツリー　‘ﾔﾝｸﾞﾚﾃﾞｨ’ 　‘ｸﾞﾚｰｽ’	Cotinus coggygria	ウルシ科	フワフワノ綿菓子のような花が煙に見えるのでこの名。‘ﾔﾝｸﾞﾚﾃﾞｨ’は矮性で淡ピンクと緑と黄色が混ざったような不思議な色彩の花。‘ｸﾞﾚｰｽ’は紫紅色の花に暗紫を帯びた葉。秋の紅葉も美しい。耐寒落葉。
センダン	Melia azedarach	センダン科	別名「ｵｵﾁ」。初夏、爽やかな白紫色の花が咲く。細長く先の尖った葉が並んでつき、涼しげな姿。秋に黄色く熟す果実は薬用になり、核は数珠の玉に使われるとか。樹皮は駆虫剤にも。耐寒落葉高木
ダンコウバイ	Lindera obtusiloba	クスノキ科	芳香のある鮮やかな黄色のぽってりとした花をたくさんつける。大きめの葉の鮮やかに黄葉も見所。耐寒落葉。樹高３～７m
ツツジ　‘ｱﾏｷﾞﾂﾂｼﾞ’ 　‘ﾐﾂﾊﾞﾂﾂｼﾞ’	Rhododendron amagianum/ dilatatum	ツツジ科	‘ｱﾏｷﾞﾂﾂｼﾞ’は葉に光沢があり、花は７月咲きでややオレンジっぽい赤色。‘ﾐﾂﾊﾞﾂﾂｼﾞ’は葉に先立って紅紫色の花。紅葉も美しい。ｼﾛﾐﾂﾊﾞﾂﾂｼﾞもおすすめ。すべて耐寒落葉低木。
トキワマンサク（赤花・白花）	Loropetalum chinense	マンサク科	ピンクっぽい赤花と緑がかった白花。強健。常緑～半常緑。樹高３ｍ弱。東北以南。
トサミズキ　‘ｽﾌﾟﾘﾝｸﾞ　ｺﾞｰﾙﾄﾞ’ ニオイトサミズキ　‘ｽﾌﾟﾘﾝｸﾞ　ﾊﾟｰﾌﾟﾙ’	Corylis spicata/ sinensis	マンサク科	早春、葉が出る前に淡い黄色の花を樹全体に吊り下げる。葉脈がくっきりとした、鮮やかな緑色の葉は、秋には黄葉する。ﾆｵｲﾄｻﾐｽﾞｷは芳香性。‘ｽﾌﾟﾘﾝｸﾞ　ｺﾞｰﾙﾄﾞ’は黄金葉、‘ｽﾌﾟﾘﾝｸﾞﾊﾟｰﾌﾟﾙ’は紫葉。耐寒落葉。樹高３ｍ
ノウゼンカズラ（各色）	Campsis grandifolia	ノウゼンカズラ科	吸着根や茎を絡ませて登はんする。花色は赤・黄・オレンジ・ピンク。夏じゅう花が咲く。耐寒落葉。
ハギ　‘ｾﾝﾀﾞｲﾊｷﾞ’ 　‘紫花ｾﾝﾀﾞｲﾊｷﾞ’ 　‘ﾐﾔｷﾞﾉﾊｷﾞ’	Lespedeza	マメ科	万葉集の頃から広く親しまれてきた秋の代表的な花。小さな蝶の形をした黄色の花が夏～秋にかけて咲き続ける落葉低木。
ハナイカダ	Helwingia japonica	ミズキ科	葉の中央辺りに雄株は数個、雌株は一個の小さな花をつける。雌には黒い小さな球形の実が。若葉は山菜として利用される。雄雌異株。耐寒落葉。樹高１～２ｍ
ハナノキ	Acer pycnannthum	カエデ科	別名「ﾊﾅｶｴﾃﾞ」。4月頃、葉の出る前に真紅色の花が咲き、特に雄花は多数集まってつき、美しいので「花の木」の名がある。雄雌異株。秋には黄～紅葉する。耐寒強・耐暑弱。落葉高木
ハナミズキ　‘ｼﾞｭﾆｱﾐｽ’ 　‘ﾁｪﾛｷｰｻﾝｾｯﾄ’ 　‘ﾁｪﾛｷｰﾁｰﾌ’ 　‘ﾚｯﾄﾞｼﾞｬｲｱﾝﾄ’	Cornus florida	ミズキ科	別名「アメリカヤマボウシ」、 1912年に当時の東京市長がワシントンに桜を送り、その返礼に東京に贈られた木。いずれも赤い実が枝先につき、秋には美しく紅葉する。耐寒落葉高木。 ‘ﾁｪﾛｷｰｻﾝｾｯﾄ’は斑入り種。 ‘ｼﾞｭﾆｱﾐｽ’は桃色ぼかし。‘ﾁｪﾛｷｰｻﾝｾｯﾄ’‘ﾁｪﾛｷｰﾁｰﾌ’‘ﾚｯﾄﾞｼﾞｬｲｱﾝﾄ’は紅花。
ヒペリカム　‘ｻﾝﾊﾞｰｽﾄ’ 　‘ﾄﾘｶﾗｰ’	Hypericum frondosum/ moserianum	オトギリソウ科	初夏、黄金色のユニークな花をつけ、後に赤または黒紫の愛らしい実をつける。‘ﾄﾘｶﾗｰ’は初め葉の白覆輪が次第に鮮やかな赤ピンクに変化し、緑とのコントラストが美しい。耐寒落葉低木。
ヒュウガミズキ	Corylis pauciflora	マンサク科	早春、葉が出る前にとろりとした淡い黄色の花を樹全体に吊り下げる。葉脈がくっきりとした、鮮やかな緑色の葉は、秋には黄葉する。耐寒落葉低木。
ヒョウタンボクヒョウタンボク　‘ﾁｼﾏﾋｮｳﾀﾝﾎﾞｸ’	Lonicera morrowii	スイカズラ科	花が白から黄色に変わり、白と黄の花が同時に見られることから金銀木とも呼ぶ。実は２個が合着してヒョウタン形になり、６～７月に紅色に熟す。実は猛毒。耐寒落葉。樹高１～1.5ｍ ‘チシマヒョウタンボク’は赤花。
ブッドレア（紫・黄など）	Buddleja	フジウツギ科	英名「ﾊﾞﾀﾌﾗｲﾌﾞｯｼｭ」といい、蝶が蜜を吸いに集まってくる。初夏から秋の長い期間、小さい花が穂状に密生して咲き続ける。葉の裏は白銀色。耐寒落葉。樹高２ｍ
フェイジョア	Feijoa sellowiana	フトモモ科	株立ち状で整った樹形。葉裏が銀白色。６～７月に花弁が紅をさした白で中心が鮮紅色の独特な花が咲く。10月頃、甘みと芳香のある実がなる。常緑。樹高５ｍ。関東南部以南。
ボダイジュフユボダイジュ	Tilia miqueliana /cordata	シナノキ科	独名「ﾘﾝﾃﾞﾝ」和名「ｼﾅﾉｷ」。６月ごろ、淡黄色の香りのよい花が垂れ下がるようにつく。ヨーロッパではこの花をハーブティーにして楽しむ。ハート型の葉の黄葉も美しい。耐寒落葉高木。｢ﾌﾕﾎﾞﾀﾞｲｼﾞｭ｣は「ｺﾙﾀﾞｰﾀ」ともいい、ドーム型の樹形に光沢のあるハート型の葉。
ポポー	Asimina triloba	バンレイシ科	５月頃、紫色のカスタネットのようなユニークな花を咲かせる。アケビに似た果実はおいしい上に栄養価が高く、ダイエット食品として注目されている。落葉高木。東北以南。
マホニア　‘ｱﾎﾟﾛ’ 　‘ﾁｬﾘﾃｨｰ’ ｺﾝﾌｭｰｻ	Mahonia aquifolium/ ×media/ confusa	メギ科	ﾋｲﾗｷﾞﾅﾝﾃﾝと同じ仲間。車輪状に広がる枝にヒイラギに似た葉が並ぶ。冬、芳香性の淡黄色の花を30cm程の穂状につけ青い実も美しい。‘ﾁｬﾘﾃｨｰ’は上方伸長に優れ、３ｍにもなる。「ｺﾝﾌｭｰｻ」はスマートな細葉が涼しげ。コンパクトな樹形。常緑低木。東北以南。
マロニエ　ｶｰﾈｱ‘ﾌﾞﾘｵｯﾃｨｰ’ 　ﾊﾟﾋﾞｱ‘ﾛｾﾞｱ　ﾅﾅ’	Aesculus	トチノキ科	別名「ｱﾒﾘｶﾍﾞﾆﾊﾞﾅﾄﾁﾉｷ」。春～初夏に円錐形の花序が、枝先に直立して咲く。葉脈がくっきりした葉に、夏～秋にかけては栗に似た実。ﾊﾟﾋﾞｱは真紅の花穂の矮性種。ｶｰﾈｱは濃紫紅色の花穂。耐寒落葉高木。
マンサクアメリカマンサク　‘ﾀﾞｲｱﾅ’ 　‘ｱｰﾉﾙﾄﾞﾌﾟﾛﾐｽ’	Hamamelis japonica/ ×intermedia	マンサク科	早春『まず咲く』から「マンサク」の名が。また黄色い花が枝いっぱいに咲くので『豊年満作』からきたという説も。黄色く細長い線状の花弁が４個ある花が数個づつまとまって咲く。秋には美しく黄葉する。ｱﾒﾘｶﾏﾝｻｸは花が大きい。‘ﾃﾞｨｱﾇ’はオレンジがかった赤花。落葉耐寒。樹高５ｍ
ミツマタベニバナミツマタ	Edgeworthia chrysantha	ジンチョウゲ科	低い位置から３つに分岐していくので、自然に倒卵形の樹形になる。３～４月、黄色で芳香性のポンポンのような花を咲かせる。耐寒落葉。樹高1.5ｍ
ムベ大実ムベ	Stauntonia hexaphylla	アケビ科	別名「ﾄｷﾜｱｹﾋﾞ」。初夏、中心に紅をさす黄緑色の星形のユニークな花が集まって咲く。ツルを長く伸ばし、絡み付いて登はんする。実はアケビに似ており、食べられる。耐寒常緑。
モクレン　‘金寿’	Magnolia liliflora/ acuminata	モクレン科	別名「ｼ（紫）ﾓｸﾚﾝ」「ﾓｸﾚﾝｹﾞ」。葉に先立ってえんじ色の花を咲かせる。樹高３～５ｍ。‘金寿’ は黄花で幼木から花つきが良い。樹高10ｍ。ともに耐寒落葉。
モクレン（マグノリア）　‘ｲｴﾛｰﾘﾊﾞｰ’ 　‘ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ’	Magnolia ×brooklynensis	モクレン科	‘ｲｴﾛｰﾘﾊﾞｰ’優しいクリームイエローの小輪花。若木から花を楽しめる。‘ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ’はクリームイエローの大輪花。いずれも葉の展開とともに花を開く。耐寒落葉高木。
モクレン(マグノリア) 　‘ｱﾝ’ 　‘ﾊﾞﾙｶﾝ’	Magnolia× soulangeana	モクレン科	‘ｱﾝ’は葉に先立ってワインレッド色の花を咲かせる矮性種。 ‘ﾊﾞﾙｶﾝ’は濃いルビーレッドの花。花つきが良い。樹高10ｍ。ともに耐寒落葉。
モモ（花桃）	Prunus persica	バラ科	‘京舞妓’‘源平ｼﾀﾞﾚ’‘照手紅’
ヤマボウシ　‘紅富士’ 　‘暁’ 　黄花ﾔﾏﾎﾞｳｼ（ﾋﾏﾗﾔﾔﾏﾎﾞｳｼ）	Cornus kousa/ capitata	ミズキ科	４個の花弁（総苞片）が十字形につく花。赤い実も可愛らしい。 ‘紅富士’は明るい紅桃色の花。‘暁’は紅花に５色に変わる覆輪葉。以上は落葉耐寒高木。秋には紅葉。黄花ﾔﾏﾎﾞｳｼは黄色の花。常緑。北関東以南。
ヤブツバキ	Camellia japonica	ツバキ科	別名「ﾂﾊﾞｷ」「ﾔﾏﾂﾊﾞｷ」。葉はかたく、濃緑色。２～４月、枝先に 1個づつ花弁が赤色で葯が黄色の花がつく。種子からは椿油をとる。耐寒性の常緑高木
ユリノキユリノキ　‘ｵｰﾚｵﾏﾙｷﾞﾅｰﾀﾑ’	Liriodendron tulipifera	モクレン科	英名「ﾁｭｰﾁｯﾌﾟﾂﾘｰ」別名「半纏木」。直幹で大木になる。葉は半纏（はんてん）に似た形で、秋には黄葉する。５～６月にクリーム緑色のチューリップの形の花が咲く。耐寒落葉。樹高10ｍ以上。‘オーレオマルギナータム’ は黄覆輪種。
ライラック　‘ﾐｽ　ｷﾑ’	Syringa pubescebs ssp.patula	モクセイ科	別名「ﾘﾗ」。初夏、芳香を放つ淡い紫色の花を咲かせる。耐寒落葉低木。
ライラック　‘ﾐｯｼｪﾙ　ﾊﾞｸﾞｱｰ’ 　‘ｷｬｻﾘﾝ　ﾊﾌﾞﾒｲｱｰ’ 　‘ｾﾝｾｰｼｮﾝ’	Syringa vulgaris	〃	樹高３ｍ。‘ﾐｯｼｪﾙ　ﾊﾞｸﾞｱｰ’は淡紫桃色の八重咲き。‘ｷｬｻﾘﾝ　ﾊﾌﾞﾒｲｱｰ’は青紫桃色の大輪八重咲き。‘ｾﾝｾｰｼｮﾝ’は花弁に白覆輪の入った明るい赤紫色の花。
ライラック　‘ﾐﾆｭｴｯﾄ’ 　‘ﾚｯﾄﾞﾜｲﾝ’	Syringa× prestoniae	〃	‘ﾐﾆｭｴｯﾄ’は紫桃色の花がたくさん咲く。‘ﾚｯﾄﾞﾜｲﾝ’はワインレッドの花。花つきが良い。いずれも耐寒落葉強健。樹高４ｍ
ライラック　‘ﾊﾟﾘﾋﾞﾝ’	Syringa meyeri var.spontanea	〃	樹高１ｍ程の小形のライラック。葉が小さく、香りの良い桃赤色の花をつける。
レンギョウ　‘ｼﾞｬｲｱﾝﾄ　ｲｴﾛｰ’枝垂れレンギョウ斑入りレンギョウ　‘ﾌｪｽﾀ’	Forsythia	モクセイ科	３月頃、葉の出る前に黄色い花を枝いっぱいにつける。‘ｼﾞｬｲｱﾝﾄ　ｲｴﾛｰ’は花が大きい。枝垂性は流れるように枝垂れる枝に黄色の花がつき、非常に上品。いずれも耐寒落葉。樹高～３ｍ
ロウバイ　ｿｼﾝﾛｳﾊﾞｲ　満月ﾛｳﾊﾞｲ　黒花ﾛｳﾊﾞｲ	Chimonanthus praecox/ fertilis	ロウバイ科	１～２月、葉に先立って咲く香りの良い黄色い花が蝋（ﾛｳ）でつくったように透き通って美しいのでこの名がある。満月ﾛｳﾊﾞｲは 12月咲き。黒花ﾛｳﾊﾞｲは「ﾆｵｲﾛｳﾊﾞｲ」「ｱﾒﾘｶﾛｳﾊﾞｲ」などの名もあり初夏咲き。細い赤褐色の花弁の個性的な花。強い芳香。いずれも落葉耐寒。樹高２～３ｍ
ツバキ　‘紅ﾜﾋﾞｽｹ’	Camellia wabisuke	ツバキ科	２～４月中旬、紅色の花。