緑陰樹(日陰を作る樹)

緑陰樹(日陰を作る樹)

品種名	学名	科	特徴
アカガシワ	Quercus rubra	ブナ科	英名｢ﾚｯﾄﾞｵ-ｸ」。秋に赤く美しく紅葉する。樹高１０ｍ以上。耐寒強。
ニセアカシア　‘ﾌﾘｰｼｱ’ 　‘ｱﾙﾄﾄﾞﾙﾌ’ 　‘ｶｽｹﾙｰｼﾞｭ’	Robinia pseudoacacia	マメ科	別名｢ﾊﾘｴﾝｼﾞｭ」。‘ﾌﾘｰｼｱ’は黄金葉で白花、‘ｱﾙﾄﾄﾞﾙﾂﾞ’は淡ピンク、 ‘ｶｽｹﾙｰｼﾞｭ’は紫ピンクの花が咲く。秋には紅葉も。樹高８ｍ。
アカメソロ	Carpinus laxiflora	カバノキ科	別名「ｱｶｼﾃﾞ」「ｺｿﾈ」。側脈がくっきりとした葉が秋に美しく黄～紅葉する。耐寒落葉高木。
アズキナシ	Sorbus alnifolia	バラ科	別名｢ﾊｶﾘﾉﾒ」。５～６月、枝先に複散房花序を出し、白い小さな花をつける。長さ８～10mmの楕円形の赤い実をつける。樹高10～１５ｍ。耐寒。
アメリカキササゲ　‘ｵｰﾚｱ’ 　‘ﾌﾟﾙﾌﾟﾚｱ’　　　‘ﾌﾟﾙﾍﾞﾙﾚﾝﾀ’	Catalpa bignonioides	ノウゼンカズラ科	６月に白～淡ピンクの花が咲く。秋に莢状の実がつく。樹高８ｍ。耐寒。
アメリカサイカチ　‘ｻﾝﾊﾞｰｽﾄ’ 　‘ﾙﾋﾞｰﾚｰｽ’	Gleditsia triacanthos	マメ科	‘ﾙﾋﾞｰﾚｰｽ’は紫葉、‘ｻﾝﾊﾞｰｽﾄ’は黄金葉。樹高８ｍ。耐寒。
アメリカフウ　‘ﾛﾀﾝﾃﾞｨﾛｰﾊﾞ’ 　‘ｼﾙﾊﾞｰｷﾝｸﾞ’ 　‘ｵｰﾚｱ’	Liquidambar styraciflua	マンサク科	別名｢ﾓﾐｼﾞﾊﾞﾌｳ」。‘ｼﾙﾊﾞｰｷﾝｸﾞ’は白覆輪、‘ｵｰﾚｱ’は斑入り黄金葉、 ‘ﾛﾀﾝﾃﾞｨﾛｰﾊﾞ’は葉の形が個性的。樹高10ｍ。耐寒。紅葉も美しい。
イギリスナラ　‘ｺﾝｺﾙﾃﾞｨｱ’	Quercus robur	ブナ科	葉の縁は波打ち、明るい緑からやがて光沢を帯びたような深い緑になる。秋は黄～橙色に黄葉する。‘ｺﾝｺﾙﾃﾞｨｱ’は黄金葉種。耐寒落葉高木
オウゴンガシワ	Quercus aliena	ブナ科	萌芽から遠目にも鮮やかな黄金色で大変美しい。のちに緑色に変わる。赤みを帯びた黄金色の紅葉も長く楽しめる。耐寒性落葉高木。
べニカエデ　‘ﾚｯﾄﾞｻﾝｾｯﾄ’	Acer rubrum	カエデ科	別名「ｱﾒﾘｶﾊﾅﾉｷ」「ﾚｯﾄﾞﾒｰﾌﾟﾙ」。早春、紅色の花が咲く。真っ赤に紅葉する。樹高10ｍ以上。耐寒。
ネグンドカエデ　‘ｵｰﾚｵﾏﾙｷﾞﾅｰﾀ’ 　‘ｹﾘｰｽﾞｺﾞｰﾙﾄﾞ’ 　‘ﾌﾗﾐﾝｺﾞ’	Acer negundo	〃	葉に黄色の覆輪が入る。‘ｹﾘｰｽﾞｺﾞｰﾙﾄﾞ’は鮮やかな黄緑色の葉は薄いので爽やかな雰囲気。‘ﾌﾗﾐﾝｺﾞ’ は新芽は白覆輪の葉にピンクが滲むように染まり、フラミンゴ色。いずれも樹高５ｍ。耐寒。
ノルウェーカエデ　‘ｸﾘﾑｿﾝｷﾝｸﾞ’ 　‘ﾌﾟﾘﾝｽﾄﾝｺﾞｰﾙﾄﾞ’	Acer platanoides	〃	新芽は明るい赤紫色で、のちに光沢のある紅紫色になり美しい。黄葉の高木と組み合わせると相乗効果が高まる。‘ﾌﾟﾘﾝｽﾄﾝｺﾞｰﾙﾄﾞ’は夏でも葉やけをせず、秋まで黄金葉が美しい。耐寒落葉高木。
カツラ	Cercidiphyllum japonicum	カツラ科	春の新緑、秋の黄葉ともに美しい。耐寒性落葉高木。谷沿いや湖畔の湿り気のあるところに多く生える。
コクシネア	Quercus coccinea	ブナ科	別名「ﾍﾞﾆｶﾞｼﾜ」。羽状深裂の葉が、深みのある真紅色に美しく紅葉する。耐寒落葉高木。
コナラ	Quercus serrata	ブナ科	別名「ﾎｳｿ」。単幹または株立ち。新芽は銀白色の綿毛に覆われ、寒冷地では紅葉する。実はドングリの名でおなじみ。耐寒落葉高木
センダン	Melia azedarach	センダン科	別名「ｵｵﾁ」。初夏、爽やかな紫色の花が咲く。細長く先の尖った葉が並んでつき、涼しげな姿。秋に黄色く熟す果実は薬用になり、核は数珠の玉に使われる。樹皮は駆虫剤になる。耐寒落葉高木
ネムノキ　‘ｻﾏｰﾁｮｺﾚｰﾄ’	Albizia julibrissin	マメ科	葉が夕方閉じることから「ﾈﾑﾉｷ」の名がついた。英名「ﾊﾟﾗｿﾙﾂﾘｰ」「ｼﾙｸﾂﾘｰ」。７～８月、枝先に羽根のようなピンクの個性的な花をつける。 ‘ｻﾏｰﾁｮｺﾚｰﾄ’はチョコレートブラウンの葉とピンクの花がシックな雰囲気。耐寒落葉高木。
ハナノキ	Acer pycnannthum	カエデ科	別名「ﾊﾅｶｴﾃﾞ」。4月頃、葉の出る前に真紅色の花が咲き、特に雄花は多数集まってつき、美しいので「花の木」の名がある。雄雌異株。秋には黄～紅葉する。耐寒強・耐暑弱。落葉高木
ハレーシア　‘ﾓﾝﾃｨｺﾗ’ 　‘ｶﾛﾗｲﾅ’	Halesia monticola/ carolina	エゴノキ科	‘ﾓﾝﾃｨｺﾗ’はエゴノキより大きく淡いピンクの花。‘ｶﾛﾗｲﾅ’は白い花。秋には黄葉する。耐寒。樹高５ｍ。
ボダイジュフユボダイジュ	Tilia miqueliana /cordata	シナノキ科	独名「ﾘﾝﾃﾞﾝ」和名「ｼﾅﾉｷ」。６月ごろ、淡黄色の香りのよい花が垂れ下がるようにつく。ヨーロッパではこの花をハーブティーにして楽しむ。ハート型の葉の黄葉も美しい。耐寒落葉高木。｢ﾌﾕﾎﾞﾀﾞｲｼﾞｭ｣は「ｺﾙﾀﾞｰﾀ」ともいい、ドーム型の樹形に光沢のあるハート型の葉。
マロニエ　ｶｰﾈｱ‘ﾌﾞﾘｵｯﾃｨｰ’	Aesculus	トチノキ科	別名「ｱﾒﾘｶﾍﾞﾆﾊﾞﾅﾄﾁﾉｷ」。春～初夏に濃紫紅色の円錐形の花序が、枝先に直立して咲く。葉脈がくっきりした葉に、夏～秋にかけては栗に似た実。耐寒落葉高木。
ユリノキ ‘ｵｰﾚｵﾏﾙｷﾞﾅｰﾀﾑ’	Liriodendron tulipifera	モクレン科	英名「ﾁｭｰﾘｯﾌﾟﾂﾘｰ」別名「半纏木」。直幹で大木になる。葉は半纏（はんてん）に似た形で、秋には黄葉する。５～６月にクリーム緑色のチューリップの形の花が咲く。耐寒落葉。樹高10ｍ以上。‘ｵｰﾚｵ　ﾏﾙｷﾞﾅｰﾀﾑ’は黄覆輪種。